2016年12月8日木曜日

Announcing the 10th State of the Map

State of the Map will be in Aizuwakamatsu, Japan:)
来年開催予定の第10回OpenStreetMap年次国際会議 State of the Map 2017の開催地が会津若松市に決定したことが12月7日発表されました。
"Announcing the 10th State of the Map"
https://blog.openstreetmap.org/2016/12/07/announcing-the-10th-state-of-the-map/
State of The Mapとは

State of the Map(SotM)は、OpenStreetMapに関する世界最大の年次国際会議です。世界各国の一般マッパー、GIS開発者、アプリケーション開発者、OSMコミュニティ指導者、政府関係者・自治体・団体・企業の関係者が一同に会し、基調講演、各種プレゼンテーション、ハッカソン等が行なわれます。SotMではOpenStreetMapに関わる技術・国際交流が図られ、OSMコミュニティにおける発展と協調を促進します。 今年9月、ベルギーのブリュッセルで第9回SotM2016が開催されました。52カ国から400名の参加者がありました。SotMは過去マンチェスター、リムリック、アムステルダム、ジローナ、東京、バーミンガム、デンバー、ブエノスアイレス、ブリュッセルなどの都市で開催され、近年参加者は300~400名規模となっています。

国際会議SotM誘致活動

 
2015年暮れに、OSMの福島ユーザーグループで「OSMカンファレンスを福島で開催する!という夢を追ってみますか」という話題があがり、早速FacebookにSotM誘致グループ「State of the Map in Fukushima」を作成、グループのテーマは『OpenStreetMapカンファレンスを福島で開催することを夢見て、あれこれ話し合う場所です。国内、国際会議を問わずアイデアを出し合えればと思います。』という内容でした。一番の目的は、日本ローカルの国内向けOSM年次カンファレンスSotM Japanの福島誘致でしたが、この際だからエイッと本家の国際会議SotMの誘致も視野に入れますかと進展しました。その後、2016年国内向けOSMカンファレンスSotM Japanの開催地が東京と決まり、夢の国際会議SotM開催地への立候補への関心がより高まりました。 


SotM開催地コンペティション

SotM開催地決定は公募によるコンペ形式です。例年、複数の大都市が立候補して開催条件を公開し、選考を受け開催地が決定されてきました。そんな晴れの舞台に日本の小都市で立候補できる?国際会議開催可能なの?と情報収集・プラン検討など、手探り状態でした。それでもまずSotM開催地コンペへ条件を満たして応募することを第1のマイルストーンとしてグループ活動を進めました。2016年3月、SotM開催地コンペの参加募集が開始されました。OSM福島のローカルグループとして会津若松市開催で提案書を提出、応募しました。またプロモーション用として会津若松市開催提案サイトを作成公開しました。
最終的にSotM2017開催地コンペに参加したのは、会津若松市(12万都市)イタリア・ミラノ(130万都市)の2都市でした。この2都市で選考がおこなわれることに。


2017年夏、SotM会津でお会いしましょう!

2016年8月、主催するOSM財団から会津若松市が開催地として暫定決定したとの連絡が来ました。会場、期間等の協議調整を続け、12月正式発表となりました。春に開催立候補した後、長い期間待ちましたが、おかげさまで会津若松市開催という良い知らせをいただくことができました。日本でのSotM国際会議開催は2012年のSotM2012Tokyoに続き2回目となります。世界中からOSMコミュニティーのメンバー、仲間たちが日本にやってきます。ぜひこの機会にご参加ください。 2017年夏、SotM会津でお会いしましょう! 



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