現在、無償有償にかかわらず様々な地図や地図サービスがあります。これらの地図にはいずれにも著作権が設定され、その多くで無断複製、改編が禁止されています。地図そのものをユーザの手で直接修正することはほとんどの場合できません。OpenStreetMapは世界中のユーザー自らが地図を書き、発展させる自由なライセンスの地図です。ユーザーが望む新しい道や建物、公園、お店などの地図情報を誰もが自由に追加・編集できます。さらにはその公開された自由な地図データをもとに新しい地図の使い方を創り出せるプロジェクトです。>>>「OpenStreetMapの基本」

2014年9月18日木曜日

複雑な建物(エリア)を描く方法

複雑な建物(エリア)を描く方法はいろいろありますが、ポリゴンの一部を押し出して描く方法とポリゴンを複数重ねて描いて結合させる方法があります。
"Tracing Buildings in JOSM" こちらはJOSMのエリヤ作成ツールを使って、建物の凸凹を"押し出し"で作図するビデオです。(ビデオ2分13秒あたり)
https://www.youtube.com/watch?v=DEQo4Jm-aPY
建物をJOSMプラグインBuildingsToolsで書いた後、Way上で押し出ししたい箇所2点にノードを打ちます。その2点間を押し出して作図します。
"josm_buildings_part_2" こちらはJOSMプラグインBuildingsToolsで重なる建物を書いた後、結合させて複雑な建物を書いているビデオです。(ビデオ4分あたり)
https://www.youtube.com/watch?v=Uq44dvNKgJc
また、J結合で複雑な形を描くと不要なノードが生じる場合がよくあります、JOSMプラグインSimplifyArea(エリヤ簡素化)を使うとそれを消してくれます。消去するしきい値(ノード間距離や角度など)はSimplifyArea設定で指定できます。

2014年9月16日火曜日

20km沖の洋上発電所

福島県楢葉町沖20kmの洋上発電所、変電所OSM入力しました。直線で20km、斜距離では25km以上になる場合もあり、陸からではかなり小さくしか見えません。(望遠レンズとコンパスが必須) 沖合い20kmのエリアはよほどのことがない限り衛星写真や航空写真が公開される可能性は低く、施設の位置を陸からとらえるのは興味深いところです。
私が初回観測した方位角が失敗だったので、Wさんからいただいた調査結果(4か所:施設が見える方位角の値)と福島第二付近がクロスポイント(変電所と発電所が重なって見える位置)という報告をヒントにJOSMで作図しました。
さらに公開されている設置範囲に近い観測値を選んで、福島第二からの視点で直線を引いたものが下の図です。想定範囲の中央からはずれますがこんな感じで入力しました。作図した2つの施設間距離は1.9km、公開されている距離は2kmでした。とりあえず洋上施設の観測お疲れ様でした!手直し等ありましたらよろしくお願いします。
 
 

2014年9月2日火曜日

猪苗代町の水路で見つけた矢印?

猪苗代町をOSM編集していると、BingMaps画像に興味深いものを見つけました。田んぼ脇の水路に矢印のような形状のものが写っていました。あたかも水路はこちら方向に流れていますと示しているようでした。
気になったので週末、現地を見てきました。 国道から外れて写真の場所を探していたら田んぼで作業されていた地元の方々がいらっしゃったので、水路に見えた矢印の事を尋ねてみました。わからないなあという答えでしたが、あぜ道通って見に行ってきてもいいよと許しを得られたので、矢印の場所を探しに田んぼと水路脇を散策しました。ただ獣よけの高圧電線が田んぼにぐるりとはりめぐらされていたのでやや緊張しました。

見つけました、矢印の正体は三角形状の落差工でした。川上側が広がった形状なのでまさしく流れる方向を示している矢印に見えたわけです。納得。

2014年8月10日日曜日

猪苗代OSMマッピングパーティー & OSM 10th Anniversary Birthday party

福島県猪苗代町でOSM誕生10周年記念マッピングパーティーとOSM誕生お祝い会(ケーキ作り)を8月9日(土)開催しました。曇りで台風が心配されましたが、雨はほとんど降らず、風がやや強かっただけで屋外マッピングを行うことができました。 午前11時、猪苗代湖畔の長浜遊覧船乗り場に集合、猪苗代湖遊覧船(翁島めぐり)に乗船しました。約35分遊覧船にゆられて、航路GPSログ取り、湖上から周辺地形、発電所など施設の位置確認をしました。下船後は地域を分担、別れて天鏡閣周辺、猪苗代駅前周辺、野口英世記念館周辺を約1時間30分マッピングしました。
 

午後2時過ぎからは会津若松市:喫茶ブラックホールで「OpenStreetMap 10th Anniversary Birthday party」として参加者と子供達も交えてBirthday Cake作りに挑みました。 OSM談義しながら約1時間半ケーキ作りをしました。ちょっとかかりすぎー。でも熱が入って楽しかったです。ケーキクリームやチョコが溶け始まるぎりぎりで大人チームと子供チームのケーキが完成、OSM誕生をお祝いしながらいただきました。みんなでケーキ写真撮りまくりました。
 
マッピング後の猪苗代町周辺はこんな感じです。

2014年6月22日日曜日

Lake Hibara Mapping Party

裏磐梯・檜原湖マッピングパーティー開催しました。
https://wiki.openstreetmap.org/wiki/JA:Lake_Hibara_mapping_party_20140622
少し雨降りましたが、お目当ての遊覧船にも乗れて良かったです。船上マッピングの後は、2班で湖南岸と西岸を雨だったので車でマッピングしました。お疲れ様でした。SotM-EUでいただいたGarminGPS 650、さっそくお披露目して皆さんでマッピングに使いました。
 

2014年6月15日日曜日

SotM-EU 2014 Karlsruhe その10

6月15日日曜日は夕方の便でフランクフルトから羽田へ。無事に帰国しました。
 Karlsruhe Hauptbahnhof(カールスルーエ中央駅構内) 
 
Lufthansaのマーク見るたびにOSM折り鶴を思い出すことでしょう。 Tschüs!

2014年6月14日土曜日

SotM-EU 2014 Karlsruhe その9

Poster Competition
SotM-EU 2014にてOSMポスターコンペティションが行われました。カンファレンス開催前にコンペへの参加募集が告知されていました。募集内容はこんな内容でした。
・ カンファレンスに現地参加していないユーザーもポスターデータのメール送付で応募可。

・ ポスター内容としてはお薦めだったり、新しかったり、教育的なOSM地図、
  レンダリング表現、マッピングイベントの写真、マッピング前後の比較など。
・ ポスター印刷サイズは縦90×横65cm
・ データ形式 PDF、PNG
・ 応募、データをメールで送付するあて先はinfo@sotm-eu.org
・ 賞品はガーミンGPS
・ 締め切りは6月11日夜
・ 今回応募されたポスターはOSMコミュニティーで再利用していく。

そこでOpenStreetMap Fukushimaとして会津若松市周辺のOSMと活動内容をまとめたポスターを作成してデータを開催前に送って応募しました。ポスターコンペティションには21作品がエントリーされ、賞は投票制で、SotM-EU参加者1人が4票(4シール)持っていて良いと思うポスターの下にシールを貼っていき、最終日に集計する方法でした。1位115票、2位106票、3位85票で、3位までの作品にガーミンGPSいただけました。参加できればと思いで応募してまさか入賞できるとは思っていませんでしたが、地元作品、力作が並ぶ中、入賞できたのは多くの方にコミュニティー感について共感を持っていただけた為だと思っています。メンバーの皆様、おめでとうございました! 
https://sotm-eu.org/en/pages/posters
2日目には恒例の参加者全員で集合写真を撮って、夕方のClosing、ポスターコンペの表彰はどきどきしましたが、オーガナイザー、スポンサー、発表者、参加者の皆様に感謝して閉会。ありがとうございました。 Danke schöen.
閉会後は川沿いのビアガーデンに席を移してお疲れ様会。カールスルーエ最後の夜、名残り惜しかったですが美味しいビールとシュニッツェルをいただいで、皆さんに挨拶してホテルへ帰りました。 Gute Nacht.
 

”Tactile maps” 触地図

Lulu-AnnさんがSotM-EU会場に持参した触地図の新版。以前触ったものより、http://bit.ly/1iCZG1i  大判で3D盛り、立体感がたっぷり。ただしこのサンプルのMap dataはOSMではないそうです。見ためもカラフル、薄いプラスティックの材質でできていて柔らかめでした。

2014年6月13日金曜日

SotM-EU 2014 Karlsruhe その8

6月14日 SotM-EU 2014 第2日目 (発表スライド・ビデオはこちら)
"Identifying Elements at Flood Risk with Volunteered Geographic Information"
João Porto de Albuquerque
"The State of the License "
 Michael Collinson
"Where the Streets Have No Name"
Daniel Kastl
"Creating a Bridge Between OpenSteetMap and Wikipedia: Wikipedia-tags-in-OSM"
Cristian Consonni
"Beyond the 3 Rs"
 Jerry Clough

イタリア Francesca Murtasさんの発表"SardSOS. More Than a Map"  An Emergency Call. When Mappers Go Unitedもコミュニティーについて言及されていてよかった。シモーネさんも笑顔でした。
「MAP AS A TRIGGER TO RELEASE OPEN DATA」
「WITHOUT THE COMMUNITY OSM CAN'T HAPPEN」

SotM-EU 2014 Karlsruhe その7

 "State of the Tools of OSM France"
Christian Quest
フランスのOSMツール群、その改善や新規公開は目立っています。使いやすさだったり、ユーザーライクな工夫が感じとれます。(発表スライド・ビデオはこちら)

"Osmose"
Frédéric Rodrigo
ここしばらく気になって聞きたかった発表"Osmose おすもうず"、発表後いくつか質問して回答いただきすっきりしました。(発表スライド・ビデオはこちら)

  "SOTM Romania 2013+"
Badita Florin
"Woodland Cartography"
Jerry Clough
 "Splashmaps"
 Ed Freyfogle
"Splashmaps"布製地図をオーダーメイドできます。http://www.splash-maps.com/
実物初めて見ました。地図凡例 がタグに付いているのはよいですね。

夕食はSocial Event、会場脇の芝生にテーブルが用意され、ケータリングで美味しいお肉、Beerと会話を楽しみました。

SotM-EU 2014 Karlsruhe その6

”Coffee Break”楽しみな休憩、お茶の時間です。甘ーいパンはお腹が膨れました。飲み物はコーヒー、紅茶以外では炭酸系のものが多く用意されていました。
 
お菓子もいくつか用意されていたのですが、”Brause-Brocken ”という小さな四角のお菓子?に出会いました。四角のソーダラムネ菓子のようなものですが、そのまま食べるのか、溶かして飲むのか悩みました。結局、直接食べてみましたが一個を口に入れのは強すぎるので半分程度に割って食べるのがお勧めです。(正解かな?)Lunchはカンファレンス参加者に食券があらかじめ配布されていて、大学の学生食堂Mensaでいただきました。

SotM-EU 2014 Karlsruhe その5

全発表のスライド、ビデオともにこちらのOSM wikiページにプログラム順に公開されています。内容の詳細はこちらで確認できます。
 
  "I've Bought a Car for Mapping, Now What?"
 Ilya Zverev

楽しみにしていた発表の一つ、CAR Mapping、テキストのジオコーディングによる試みとその効率化についての発表、カスタマイズ内容はともあれ単独マッパーにとって特製ステアリングは夢。屋外でのデータ(ソース)収集の効率化は望まれるところですが、それら収集したデータやソースをいかに効率的にOSMデータ化できるかも大切だと思います。現状、マッピングで大量のデータを収集すると、編集>OSM化でそれ相当、かなりの時間が取られることはよくあります。データ収集の効率化とそれをもとにしたOSM編集の効率化は両輪だと思います。後でスライドを見直したらPジェロではなく驚き、私も同じ車乗ってました。珍し。
'go outside and map':)

SotM-EU 2014 Karlsruhe その4

6月13日いよいよSotM-EU 2014開幕、少し早目に行っておしゃべりしようと思ったらすでに受付には参加者の列。受付を済ませプログラムや特製Tシャツの"SotMセット"をいただいて、会場内を散策。発表はA、Bの2会場で同時進行となり、会場内、スポンサー関連の展示物は思ったより少ない印象でした。
 
プログラムはバーミンガムSotM2013と同じようにリング綴じで小さな手帳サイズ10×15cm、使いやすく、携帯するのにも便利でした。リング綴じ製本は見やすいし、内容修正(差し替え)がぎりぎりまでOKな点もメリットあると思います。
日本から持ってきたOSM絵柄の鶴(100羽)も綺麗に飾っていただいけました。感謝!折り紙知っている方が多く、すぐ折れる方もいたりして驚きました。速攻、折鶴見てルフトハンザだねと突っ込まれました。:)